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■農産物の安全のためのISOとHACCP

 

新規格ISO26000

 世界共通の「品質・安全」保障マネジメントとして、今やISOとHACCPを避けて通ることは出来ない経営環境となっています。その代表例が2005年9月1日に発行されたISO22000です。加えて、経営の「品質・安全」保障マネジメントとして、2008年からISO26000が始まります。

 今後食品業界では、大中企業を中心にISO22000認証が普及して行きますが、主な食材としての農産物については、ISO22000ではなく、2008年に誕生する農産物安全ISOが主流となるようです。この新農産物安全ISOは、ISO22000の農産物版でISO9001にHACCPを挿入したもののようです。

 この農産物安全ISO認証は輸出入に関する農産物には勿論のこと、日本国内では農業生産法人等が中心になって取得することになりそうです。しかし、中小農家等では農産物安全ISO認証は困難なので、当然当協会認証の農産物HACCPを取得することが、主流となるはずです。

 ISO22000及び今後発行される農産物安全ISOでは、HACCPが要となります。つまり、HACCPの実務ノウハウ無くして、ISO22000及び農産物安全ISOは成功し得ないといえます。

 

今後の農業の動向

 余談ですが、現在進行中のWTO農業交渉、すなわち農業の自由化(自由競争化)が、何とかまとまる方向で最終段階へ入ったようです。そうなれば、特に中国農産物には農産物安全ISO認証又は農産物HACCPが必要となります。当然、安全と低価で勝負してきる中国農産物に対抗して、日本の農業は今後未曾有の農業大改革が量と質並びに安全面でも必要となるでしょう。


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